ドイリーを使用していれば、多少なりとも、埃などが付着したりするので、手洗いをしています。
綺麗になったドイリーを、もう一度、同じ場所で使用することもあれば、過去に作ったドイリーと入れ替えることもあります。

近視のため、運転用の眼鏡置き場として、玄関で使用しているドイリーは、けっこう入れ替えてます。(今はキット・中級6を使用中)
genkan (1)

手洗いの手順です。

洗面器・バケツ・洗面台などに、水(または、ぬるま湯)を溜めます。
くすみや、汚れがある時は、少量の洗剤を溶かし入れます。
水(または、ぬるま湯)の中に、ドイリーを入れます。
genkan (2)
水(または、ぬるま湯)の中で、ドイリーを優しく揺らして、洗います。
ゴシゴシ生地をこすり合わせて洗わないでください。
刺繍糸が傷みます。かがりの模様が崩れたり、生地端(特に角)から、ほつれたりします。

十分に、すすぎます。
genkan (3)

タオルの上に、ドイリーを広げ、形を整えます。
genkan (4)

さらに、ドイリーの上にもタオルを乗せ(タオルでドイリーを挟み)、タオルを軽く押し、タオルにドイリーの水を吸わせます。
genkan (5)

半乾きまで、自然乾燥させます。
乾いたタオルの上に移し替えて、タオルの上で乾かしてもOK。
ハンガーなどに掛けて、乾かしてもOK。
genkan (6)

あとは、いつもの仕上げの手順と同じ。
厚手のタオルの上に、ドイリーを置き、あて布をして、アイロンをかけて終了。
genkan (7)

手洗いをしながら使用していると、愛着が深まります♪



スポンサーサイト

一見、生地・表から見ると、織り糸が残らず、綺麗に、周囲の切り離しが出来ているようでも・・・・
AaaBlanket (1)

生地・うらを見ると、織り糸が飛び出しています。
AaBlanket (3) AaBlanket (5)

私が美しいと思う仕上がりは、周囲の生地を切り離した後、Blanket.Sの中に、織り糸の端が収まっていること。
AaBlanket (6)

織り糸が飛び出していないこと。
AaBlanket (2)

織り糸が残らないように切るコツは、しっかりと刺繍生地を引き、Blanket.Sの刺繍糸にあてる刃先の角度。
ブログ記事 『周囲の生地を切り離す時』 を参考にしてください。




よくいただく質問の1つです。
Q. 切っていはいけない場所を切り、織り糸を抜いてしまいました。修復方法は?

A. 修復方法はあります。下記の手順で、織り糸を元に戻すことができます。
  ただし、修復場所によっては、修復できないわけではないけれど、とても難しいことになる時もあります。
  万が一、修復に失敗すると、綺麗に刺してあった部分も乱れ、その部分だけ、グチャグチャに・・・・。
  大惨事となり、、余計なことをしなければよかった・・・と後悔することになる可能性もあります。

  修復に自信がない方は、誤って織り糸を切っただけで、織り糸を抜く前であれば、
  完成後の手洗いは不可になりますが、切ってしまった刺繍糸の部分を、ほつれ止め液(または手工芸用ボンド)で、固めてしまうだけの処置も、1つの方法です。
  既に織り糸を抜いてしまった後であれば、織り糸を戻すことはあきらめて、織り糸が抜けている状態で完成とします。
  デザイン変更が可能な状況であれば、他の部分の織り糸も切って抜き、かがりを入れる部分に変えてしまうことで、解決できることもあります。

  修復をするか、しないかは、場所、技術力によって、成功と失敗に分かれますので、熟慮して決めてください。

  
下記の手順で、修復します。


1. 同じ刺繍生地の中で、作品に影響のない場所(生地端のあたり)から、織り糸を1本抜きます。

2. 刺繍で使用している縫い針に、織り糸を通します。

※説明用に、Kloster Blockに番号を付けました。
※工程が見易いように、織り糸の代わりに、刺繍糸を使用しての説明となります。
1 (1)

3. 刺繍糸で行う「終わりの糸始末」と同じ手順で、.Kloste rBlock 「1」 で、織り糸の始まりを縫いとめます。
Kloster Block 「2」 は、織り糸カット済みで、太い織り糸の始末には危険なので、避けます。
1 (2)

4. 生地・うらで、織り糸が出ていた位置 ⇒ 刺繍糸と刺繍糸の間から、織り糸が出るように、一番下の刺繍糸をすくいます。
  織り糸の始まり、セット完了。
1 (3)

5. 縦横の織り糸の重なりが、上下・交互になるように、横に、織り糸を渡します。
  Kloster Blockの中の、織り糸があった位置へ、針を入れます。
1 (4)

6. 生地・うらで、2本目の織り糸が出ていた位置 ⇒ 刺繍糸と刺繍糸の間から、織り糸を出します。
  縦横の織り糸の重なりが、上下・交互になるように、横に、織り糸を渡します。
  Kloster Blockの中の、織り糸があった位置へ、針を入れます。
1 (5)

7. 残り2本、同様の手順で、横に、織り糸を通します。
  合計4本の織り糸を通します。

8. 横の織り糸を通した最終地点は、Kloster Block 「2」 ですが、これ以上 「2」 の中に糸を入れると、Kloster Blockが不格好になる可能性があるので、生地・うらで、Kloster Block 「3」 へ進み、「3」 の中で、終わりの糸始末をします。
1 (6)

以上、修復方法です。

刺繍生地の種類によっては、織り糸が太く、縦横の織り糸の重なりでできた凸凹が強いものもあります。

理想の修復は、修復用に抜いた織り糸の凸凹と、生地の中での凹凸がピッタリ合うことですが、実際は難しいと思いますので、渡す織り糸がねじれないように、平面になるように、これでも十分だと思います。

修復作業は、失敗に終わらないように、ものすごく慎重に、丁寧に、おこなってください。

最後に・・・・
そもそも論を・・・・
一番大事なことは、織り糸を誤って切らない!で、よろしくお願いいたします(笑)